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仕事や私事が重なり、しばらくの間、不定期の更新とさせて頂きます。
何卒宜しく御願い申し上げます。

「カラー版 東京凸凹地形散歩」今尾恵介 [本]

「カラー版 東京凸凹地形散歩」

著者:今尾恵介
発行:平凡社

今尾恵介氏の作品。
1959年神奈川県生まれ。
地図研究家。
日本地図センター客員研究員、地図情報センター評議員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査。
雑誌編集者を経て、91年よりフリー。
地図、地名、鉄道に関する著作多数。
近著に『日本地図のたのしみ』(ちくま文庫)、『地図マニア 空想の旅』(集英社インターナショナル)、『鉄道唱歌と地図でたどる あの駅この街』(朝日新聞出版)、『今尾恵介の地図読み練習帳100問』(平凡社)などがある。

関東平野の南部、荒川と多摩川に挟まれた地域に広がる台地は「武蔵野台地」と呼ばれるが、元は広大な扇状地で、約12.5万年前の最終間氷期に起きた海進によって内陸まで海が入り込み、海底に砂や泥を堆積した地層が形成されたという。
氷期の海岸線の後退で陸地化した地層が川に削られて階段状の地形となった地面は「面」といわれ、武蔵野台地は下末吉面、武蔵野面、立川面の三つに分かれているそうである。

本書は、東京の地形の痕跡を辿り、地形から東京の歴史をさぐる書き物である。
神楽坂・飯田橋、白金・高輪、本郷・御茶ノ水、砂町・東陽町、目白・落合、戸越銀座・大井町、自由が丘・等々力、など23のエリアが「都心・山の手編」「都心・下町編」「山の手・西北編」「武蔵野・郊外編」の4章に分けられて紹介されている。
鉄道や地名など地形以外の話題も盛り込まれた解説文や、エリア毎に掲載されている標高地形図で各エリアの地形の特性が把握しやすくなっている。この本が街歩きの楽しみを知るきっかけにもなるかと思う。


カラー版 東京凸凹地形散歩 (平凡社新書)

カラー版 東京凸凹地形散歩 (平凡社新書)

  • 作者: 今尾 恵介
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/04/17
  • メディア: 新書


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「日本飛び出しくん図鑑」関将 [本]

「日本飛び出しくん図鑑」

著者:関将
発行:辰巳出版

関将(せきしょう)氏の作品。
ギタリスト、作曲家、プロデューサー
B'z稲葉浩志のソロアルバム「マグマ」やTWINZERに参加。
ロッカ★フランケンシュタインのギタリスト。
作曲家としては、大手プロダクションのアーティストなどへの楽曲提供や演劇ユニット☆宇宙食堂の舞台音楽を手掛ける。
また、インドネシアのジャカルタ、バリ島でも現地ロックアーティストや竹のガムラン・ジェゴクなどとのコラボレーション、プロデュースを行う。
現在、ソロギターでのJapanツアーを全国各地で展開中。

人間の形や、それに近い型で作られたものを道路に設置するようになったのは滋賀県東近江市が始まりとも言われ、現地では「飛び出し人形」と呼ばれているそうだ。
本書では、親愛の情を込めて「飛び出しくん」と呼んでいるという。

本書は、国内外で音楽活動をする著者が、2012年4月より始めたツアーで全国各地を車で移動する際に撮りためた、「飛び出しくん」や交通安全、注意喚起などの看板の写真を紹介する書き物である。
地方ごとに分類された飛び出しくんの他、著者が「2大聖地」と呼ぶ滋賀県の中山道・愛知川宿周辺と守山市須磨田町、有馬温泉の温泉街で見られる住民の顔を使った飛び出しくん、岩手県遠野のカッパ関連の標識スポットなど、様々な飛び出しくんが掲載されている。
発祥の地とも言われる、滋賀県東近江市の社会福祉協議会の担当者と筆者との対談や、筆者による「飛び出しくん おもしろ看板の探し方」など、楽しく読める内容になっているかと思う。


日本飛び出しくん図鑑 (タツミムック)

日本飛び出しくん図鑑 (タツミムック)

  • 作者: 関将
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2016/12/17
  • メディア: ムック


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「講談社のお料理BOOK 娘に伝えたいおせち料理と季節のごちそう」本田明子 [本]

「講談社のお料理BOOK 娘に伝えたいおせち料理と季節のごちそう」

著者:本田明子
発行:講談社

本田明子(ほんだあきこ)氏
料理研究家。
1962年生まれ。
20歳の時に料理研究家・小林カツ代氏に弟子入り。
「小林カツ代キッチンスタジオ」に25年間在籍。
多数の料理本のレシピ製作責任者として腕を振るう。
2007年独立。
現在は「本田明子キッチンオフィス」を主宰。
小林カツ代氏の親しみやすく、家庭料理として極められた味を正統に継承しつつ、大らかで明るい人柄そのままの「本田流おふくろの味」で人気。
著書に『晩ごはんといっしょに作りおき 朝つめるだけのお弁当』(家の光協会)『野菜が主役のおかずレシピ』(学研パブリッシング)など。
今回は、実際に娘を持つ母としての実感にあふれる、難しくなく、今の食卓で「おいしい」と喜ばれるおせちレシピを考案。

取引先でもあり、友人のKさんは毎年、しなやかな「おせち料理」を届けてくれる。
かれこれ、10年ぐらい続いているかと思うが、多忙な仕事や用事の合間に、材料の調達、調理などを楽しみながら奮迅しているようである。
なかでも、栗きんとんにはこだわりがあるようで、使用するさつまいもや栗などの種類や、調理時の全体のバランスなどを考えながら調理するのだそうだ。
あの滑らかな芋の舌触りは、年々、磨きがかかっているように思う。
本書にも書かれているが、「栗きんとん」はおせち料理には絶対にかかせない主役のひとつだという。
美しい黄金色は、金運があがるようにと縁起を担ぐ意味があるようだ。

本書は、おせち料理と、季節の節目に頂く料理が紹介されたレシピ集である。
「面倒くさい」「難しい」と思われがちな「おせち料理」などを、切る・煮る・焼くなどの基本的な技術を使い、作り上げていく。
黒豆、田作り、数の子、栗きんとん、伊達巻き、紅白なます、たたきごぼう、ささみのべっこう漬け、里いもとえび、高野豆腐と絹さやなど、正統なおせち料理をはじめ、おせち料理の余りで作るレシピ、お雑煮とお餅料理、冬から春までの節目で頂く料理のレシピなど、しっかりと手間や時間をかけ気持ちを込めて作られるレシピが並ぶ。
食材の解説やコラムなども簡潔で興味深い。


俳句を置かせて頂く。

海見えてきんとん残る節料理 川崎展宏



娘に伝えたい おせち料理と季節のごちそう (講談社のお料理BOOK)

娘に伝えたい おせち料理と季節のごちそう (講談社のお料理BOOK)

  • 作者: 本田 明子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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「地球の歩き方 御朱印シリーズ10 御朱印でめぐる秩父 <三十四観音完全掲載>」 [本]

「地球の歩き方 御朱印シリーズ10 御朱印でめぐる秩父 <三十四観音完全掲載>」

著作:『地球の歩き方』編集室
発行:ダイヤモンド社

関東地方が発達した理由の一つに、秩父をはじめとした関東の山の存在があるという。
山は天候をつかさどる存在として、また水源として、ときに人生を変える程の力がある場所としてあがめられ、「山岳信仰」として広まっていったようである。
江戸時代までは、御師(おし)や山伏のような修行者や先達の案内がないと山に入れない、という程に神聖な場所として考えられていたようだ。

秩父の山では焼き畑農業が行われており、農作物をイノシシや鹿などの害獣から守ったオオカミに厄除けの御利益があると考えられたため、オオカミを「お犬さま」「御眷属(ごけんぞく)」と呼び、神の使いとして今も崇敬しているそうである。
標高1100m程の山中にある三峯神社をはじめ、秩父の多くの神社にはオオカミ像があり、参拝者には「御眷属(ごけんぞく)拝借」や「オオカミのお札」と呼ばれる護符を発行しているという。

本書は、秩父の神社と寺院の情報や御朱印が紹介された書き物である。
秩父三社である三峯神社、秩父神社、寶登山神社をはじめ、聖神社や小鹿神社など特色ある秩父の神社と、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所とともに日本百番観音に数えられる「秩父三十四ヶ所観音霊場」の各寺院について、住所・交通・拝観時間・拝観料・寺社と御朱印の写真が簡潔な解説とともに掲載されている。
秩父の交通ガイド、巡礼ルートの紹介や、巡礼ファッション、御朱印頂き方講座など、御朱印めぐりのための各種情報の他、秩父夜祭や小鹿野春まつりなどの祭事、長瀞や贄川宿(にえがわじゅく)などの観光名所やグルメ、おみやげなど、旅行ガイドブックとしても役立ちそうな内容かと思う。


御朱印でめぐる秩父 三十四観音完全掲載 (地球の歩き方御朱印シリーズ)

御朱印でめぐる秩父 三十四観音完全掲載 (地球の歩き方御朱印シリーズ)

  • 作者: 『地球の歩き方』編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2017/06/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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「日本お土産キーホルダー大全」水上友 [本]

「日本お土産キーホルダー大全」

著者:水上友
発行:辰巳出版

水上友(みずかみとも)氏の作品。
お土産キーホルダー収集家。
WEBサイト『お土産キーホルダーでめぐる日本全国ぶらり旅』管理人。
収集歴25年以上、1万点を超えるキーホルダーを所有する、おそらく日本一のコレクター。

日本全国の観光地でお土産として販売されているキーホルダーは、昭和30年代半ばに山小屋で販売されていた登山記念のバッジが前身だそうである。
戦後初のレジャーとして登山が台頭し、山岳記念としてペナントが販売されていたが、より手軽でコレクション性のある土産として登場した登山バッジは大人気となり、次第に、山以外の全国の観光地でバッジが作られるようになったという。
東京オリンピックを契機とした高速道路の整備や昭和40年代のマイカーブームに伴い、複数の鍵をまとめることのできるキーホルダーは観光記念グッズの定番となり、観光地だけでなく、スキー場や博覧会、イベント会場でも販売されるようになったようだ。

筆者によると、お土産のキーホルダーには「貨幣」「ペナント」「地図」「通行手形」「切手」など、時代を反映したシリーズものが数多く存在するが、中でも「メダル」「切符」「浮彫り」シリーズが"三大定番"なのだそうだ。
本書は、日本全国の「お土産キーホルダー」を、"三大定番"をはじめ、各シリーズ毎に紹介する書き物である。
「縄目」「ダイヤカット」「中ベル」「通行手形/証明書」「小判/お金」「切手/ハガキ/手紙」などの人気シリーズ、自然や名所、武将や城、神社・仏閣・仏像、新幹線・道路・船など、テーマパークやタワーなど、様々なキーホルダーの写真が簡潔な説明とともに掲載されている。

また、キーホルダー作成の工程を公開するコーナーや、商品の企画・デザインから完成までを手掛ける「桂記章株式会社」の社長と筆者との対談、各部門の担当者へのインタビューなどが掲載されており、興味深い内容となっているかと思う。


日本お土産キーホルダー大全 (タツミムック)

日本お土産キーホルダー大全 (タツミムック)

  • 作者: 水上 友
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: ムック


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「古地図で巡る 江戸の怪談 不思議さんぽ帖」株式会社エディキューブ [本]

「古地図で巡る 江戸の怪談 不思議さんぽ帖」

編集:株式会社エディキューブ
発行:双葉社

江戸時代後期、目覚ましく発達した木版印刷技術により、怪談集が続々と出版された。
当時書かれた怪談には、フィクションだけでなく、庶民や江戸を代表する知識人、お奉行様や大名などのエリート階級が、身の回りから聞き集めた奇談や異聞をまとめたノンフィクションもあったという。
読書好きだった江戸っ子は怪談集に飛びつき、怖い話、不思議な話に魅了されたそうである。

本書は、古地図や現代地図、多数の写真や絵画を用いて、江戸の怪談や不思議、幽霊や妖怪伝説などの「怪異」の現場を紹介する書き物である。

第一章「江戸の七不思議と幽霊・妖怪伝説」では、人々が「七不思議」と呼んだ都市伝説について、有名な本所や麻布、江戸城を中心に紹介し、また、幽霊画から幽霊がいつ生まれ、どのように進化していったのかを探っている。
第二章「百鬼繚乱 江戸の怪談スポット」では、江戸の怪談の舞台をエリア別に巡り、当時の文献から様々な怪談が抜粋して掲載されている。
日本橋、伝馬町、八丁堀、上野、下谷、浅草、深川、本郷、小石川、神楽坂、雑司ヶ谷、神田、湯島、四谷大木戸、赤坂、中野、八王子が怪談の舞台として紹介されている。
第三章「もっと知りたい!江戸の不思議と怪談」では、河童、天狗、狐狸などジャンル別に怪談を紹介、怪談専門誌『幽』編集長 東雅夫さんのインタビューも掲載されており、充実した内容となっているかと思う。


古地図で巡る 江戸の怪談 不思議さんぽ帖 (双葉社スーパームック)

古地図で巡る 江戸の怪談 不思議さんぽ帖 (双葉社スーパームック)

  • 編集: 株式会社エディキューブ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2014/07/17
  • メディア: ムック


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「炎天」吉村昭/津村節子 [本]

「炎天」

著者:吉村昭
編集:津村節子
発行:筑摩書房

吉村昭(よしむらあきら)氏の作品
1927年生まれ。
作家。
1966年『星への旅』で太宰治賞受賞。
『戦艦武蔵』、『高熱隧道』で人気作家の地位を不動のものとした。
菊池寛賞、吉川英治文学賞(『ふぉん・しいほるとの娘』)、読売文学賞・芸術選奨文部大臣賞(『破獄』)、毎日芸術賞(『冷い夏、熱い夏』)、日本芸術院賞、大佛次郎賞(『天狗争乱』)などを受賞。
『零式戦闘機』『大本営の震えた日』『陸奥爆沈』『総員起シ』などの戦史小説、『冬の鷹』『北天の星』『漂流』『赤い人』『ポーツマスの旗』『破船』『長英逃亡』『朱の丸御用船』『島抜け』『敵討』『大黒屋光太夫』などの歴史小説で力作を発表した。
2006年7月死去。

本書は、吉村昭氏の俳句にまつわるエッセイ、句会「石の会」で作られた俳句が収録された句集である。
15部限定で出版された氏の唯一の句集『炎天』に、その後の句会で作られた句とエッセイが追加されたものだそうである。
俳句との出会い、俳句に対する感慨、旧制高校の受験の際の面接でのエピソードなどが簡潔に綴られている。
また、奥様であられる、津村節子氏のあとがき(エッセイ?)には、吉村氏との出会いが、俳句がきっかけであったことについても触れられている。


吉村昭氏の俳句を置かせて頂く。

バス停は桜吹雪の中に立つ

桜貝拾ひもどれば昼の月

夕焼の空に釣られし小鯊かな

湯豆腐を頼むと成田から電話

鰭酒に思はぬ過去の色懺悔


最後にもう一句。

今日もまた 桜の中の遅刻かな 吉村昭



炎天

炎天

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 単行本


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「みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにくが主役の105レシピ 薬味の魔法」平尾由希 [本]

「みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにくが主役の105レシピ 薬味の魔法」

著者:平尾由希
発行:主婦の友社

平尾由希(ひらおゆき)氏の作品。
料理家/フードコーディネーター。
1978年長崎県出身。
お茶の水女子大学生活科学部卒。
テーブルコーディネーターだった母親の影響で幼い頃からの料理、器好きが高じ、テレビ局で報道番組に従事する間に飲食に関する様々な資格を取得。
料理専門学校エコールエミーズのプロフェッショナルコースで学びディプロマを取得した後に独立し、2013年より本格的に食に関する活動を開始する。
現在は雑誌やWEBでのレシピ連載、CMのフードコーディネート、企業の料理コンテンツや商品開発などを手がける他、食に関する取材、コラム執筆や、テレビ・イベント出演、講演などを行う。

みょうが、大葉、しょうが、ねぎなどは、様々な料理の薬味として、日々、使われ、食べられている。
それらの薬味がなければ、食べた気がしないものや、物足りなく感じてしまう料理がいくつもあり、その存在は、確実に名脇役として数々の料理で威を示されていると思うが、本書は、更にそれらの薬味を主役にし、その特徴や効能を十分に生かしたレシピを紹介する書き物である。

薬味(みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・スプラウト・にんにく・山椒・木の芽・柑橘)を使用したおかず、つまみ、ドリンク、作りおき、郷土料理のアレンジレシピなど、105のレシピが掲載されている。
みょうがと鮭の焼きびたし、みょうがと塩昆布のひと口揚げ、大葉の梅ささみ春巻き、ぶりの大葉巻き串、あさりしょうがごはん、えびのエスニックしょうが炒め、1本ねぎメンチカツ、ねぎとカキの味噌グラタン、ひと口にんにく餃子、ガーリックスープ、豚こま肉の山椒揚げ、すだち蕎麦など、取り合わせ豊かなレシピが並ぶ。
薬味の特徴や選び方、下ごしらえ、切り方、保存方法の解説もあり丁寧である。


みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにくが主役の105レシピ 薬味の魔法

みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにくが主役の105レシピ 薬味の魔法

  • 作者: 平尾 由希
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2016/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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「カニカマ100皿」カニカマファンクラブ [本]

「カニカマ100皿」

著者:カニカマファンクラブ
発行:文藝春秋

カニカマファンクラブの作品
カニカマ愛好者が密かに結成しているクラブ。
日々、おいしくて楽しいカニカマおよびカニカマ料理を追い求めている。

「カニカマ」は、味やかたちなど、様々な種類のものがあるという。
著者であるカニカマファンクラブが分類したところ、「スティックタイプ」「フレークタイプ」「カットタイプ」「ロングタイプ(業務用)」「プレミアムタイプ」など、色々な種類があるようだ。
本書は、カニカマを製造されているスギヨの製品を使用した、カニカマのレシピ集である。
レシピは、おつまみ、朝ごはん、居酒屋風、エスニック、ごはん系などに分類されており、カニカマの特徴が生かされ、様々な食材と取り合わせられた料理が並ぶ。
カニカマキッシュ、カニカマトースト、カニカマの和風ポテサラ、カニカマの磯辺焼き、カニカマの茶碗蒸し、カニカマのマヨネーズ焼き、カニカマ餃子(焼き餃子・揚げ餃子・水餃子)、カニカマタンメン、カニカマ味噌汁など100のレシピが紹介されている。
「カニカマは海外でも大人気だった!」「カニカマの最高峰を発見!」などのコラムや、カニカマの愛好者である大宮エリー氏、辛酸なめ子氏、小宮山雄飛氏、小山薫堂氏、Lilico氏がコメントを寄せている「カニカマと私」など、楽しく読める内容となっているかと思う。


カニカマ100皿

カニカマ100皿

  • 作者: カニカマファンクラブ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本


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「鳴く虫ハンドブック コオロギ・キリギリスの仲間」奥山風太郎 [本]

「鳴く虫ハンドブック コオロギ・キリギリスの仲間」

著者:奥山風太郎
発行:文一総合出版

奥山風太郎(おくやまふうたろう)氏の作品
10代前半より生き物にまつわる仕事に従事。
世界各地で野生生物の姿を調査し、雑誌等で紹介してきた。
鳴く虫は正体不明な幼虫の羽化する瞬間が好き。

本書は、音を発する虫のうち、コオロギやキリギリスの仲間を「鳴く虫」として紹介したハンドブックである。
「コオロギやキリギリスの仲間」とは、分類学上は、バッタ目(直翅目)コオロギ亜目のコオロギ上科に近縁なグループとキリギリス上科に属する種を指すようである。
北海道から沖縄の離島まで日本各地の「鳴く虫」の生きた個体の写真を中心に、科名、和名・学名、倍率、原寸のシルエット、生息地のイメージ(イラスト)などが掲載されている。
分布マップや生息場所、鳴き声の聞こえ方、ライフサイクルなど、著者の観察経験と記録に基づいた豊富な情報が添えられており、ヒガシキリギリス、クサキリ、ハタケノウマオイ、セスジツユムシ、カワラエンマコオロギ、ハラオカメコオロギ、クマスズムシ、アオマツムシ、カンタン、クサヒバリ、シバスズ、イソカネタタキなど、72種類(種名索引を数えたところ)が紹介されている。
「鳴く虫を楽しむ 虫籠編」「たまごの話」「都会で一番多い鳴く虫?」などの書き物も興味深い。


鳴く虫ハンドブック—コオロギ・キリギリスの仲間

鳴く虫ハンドブック—コオロギ・キリギリスの仲間

  • 作者: 奥山 風太郎
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2016/08/08
  • メディア: 新書


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