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「タワー 内藤多仲と三塔物語 INAX BOOKLET」橋爪紳也/田中彌壽雄/内藤多四郎 [本]

「タワー 内藤多仲と三塔物語 INAX BOOKLET」

執筆者:橋爪紳也/田中彌壽雄/内藤多四郎
発行:INAX出版

本書によると、内藤多仲は大正年間に耐震壁という構造方式を編み出し、建築の耐震構造理論を飛躍的に発展させた人物であるという。
大正12年9月に関東大震災が起きた際、内藤多仲が構造設計に関わった日本興業銀行や、建設中の歌舞伎座がほとんど被害を受けなかったことから、名声が不動のものとなり、数々の建物や施設の設計・構造設計を担当することになったようである。
多仲が構造設計を行った建築は、約60年間で500にものぼるという。
また、「塔博士」「昭和の塔つくり」の異名が付くほど「塔」の設計には関わりが深く、戦前には既に60本以上のタワーを建築したそうである。
観光塔である「名古屋テレビ塔」、「通天閣(二代目)」、「別府テレビ塔」、「札幌テレビ塔」、「東京タワー」、「博多タワー」は、戦後に構造設計をおこなったもののようだ。

本書は、写真や資料写真などを使い、「名古屋テレビ塔」、「通天閣(二代目)」、「東京タワー」の歴史や構造などの簡潔な解説と、それらの建設の功労者である内藤多仲の人物と功績について解説された書き物である。
組み立て工事の様子や、通天閣と新世界の橋爪紳也氏のエッセイ、パンフレットとお土産、名古屋テレビ塔についての座談会など、塔(タワー)のエピソードが尽きない。
内藤多仲のご子息の内藤多四郎氏のエッセイでは、内藤多仲の書斎や私生活についても触れられている。


タワー―内藤多仲と三塔物語 (INAX BOOKLET)

タワー―内藤多仲と三塔物語 (INAX BOOKLET)

  • 作者: 橋爪 紳也・田中 彌壽雄・内藤 多四郎
  • 出版社/メーカー: INAXo
  • 発売日: 2006/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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